未知の神とは誰なのか② [真・聖なる預言]
「未知の神」とはいったい誰なのか。それは私……そして夜の巣にある鳥たちであり、葦に凍てついた霜、朝焼け、黄昏の空だったのだ。それは太陽であり、月であり、子どもたちであり、その笑い声であり、なめらかな脚であり、流れる水、そしてニンニクと革と真鍮の香りだったのだ。それはつねに目の前にあったのだが、私がこの理解を得るには長い時間がかかってしまった。「未知の神」は月や太陽を超えたところにあるのではなかった。それは私のまわりすべてにあったのである。この見方が新たに私の内に生まれてからは、私は人生を受け容れ、自分にとって大切なものを大事にし、生きるべき理由を見つけられるようになった。血や死や戦争の悪臭のほかにも、存在するものがあったのだ。生命というものが! それは私たちが思っていたよりも、はるかに偉大なものだった。
この気づきを通して、その後の長い年月を通じ、私は確かに人間こそが、すべての中で最も偉大な存在だということが理解できるようになっていく。
(真・聖なる預言より抜粋)
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この気づきを通して、その後の長い年月を通じ、私は確かに人間こそが、すべての中で最も偉大な存在だということが理解できるようになっていく。
(真・聖なる預言より抜粋)
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